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生き返ったフィジー、強いアイルランド

3日行われたジョージアVSフィジー、アイルランドVSロシアはとても興味ふかい試合でしたね。

まずはジョージアVSフィジーなのですが、ここにきてようやくフライングフィジアンらしさが出てきましたよね。

あのセオリーにはない、パス回しは見ていて面白いですし、相手はジョージアとはいえ、ガタイで負けていませんから、迫力がありますし、まさかスクラムでジョージアを粉砕するなんて、やっぱり本調子になると恐ろしいチームですね。

この勝利と勝っぷりをみて、10月9日に対戦するウェールズは嫌になったのではないでしょうかね?
そのまま沈黙してくれればいいものを、ここにきて調子を上げてくるなんて、あまり嬉しくありませんよね。

なにせフィジーのプール抜けは厳しい状況となっているとはいえ、ウェールズにボーナスポイントを与えず、4トライ取って勝つことができれば、まだまだ分からない状況となりますからね。

しかしこの試合、1番のみどころは、 フィジーのPRマナサ・サウロ選手でしょ。

試合中、自陣近くの密集でスクラムハーフがパスしたのを、明後日の方向をみていて、ボールが頭に直撃。
あんなに回転しているボールが頭に当たったら、相当痛そうなもんですが、当たった直後こそインパクトを受けていたようですが、本人はいたって普通、おかまいなしでしたもんね。

いや、でもあんなのを見せられると応援したくなりますよね。

セクストンは別格

さて、アイルランドVSロシアなのですが、やはりセクストンは別格ですね。
日本代表との試合で、セクストン不在はかなり助かったと思います。

足が速いだの、キックがうまいだのと個々の能力にクローズアップされがちですけど、昨日の試合を見て、やっぱりチームを動かすことのできる10番って重要なんだなと改めて思い、そう考えると日本代表不動の10番、田村選手って、ボールを持っている時は「もう少しなんとかならん?」なんて思いがちですけど、オフザボールのところで、しっかりとチームを動かすのが上手なのだろうと思ったりもしました。

さて、この試合、ロシアは0点ゲームだったのですけど、早々と12番、キリル・ゴロスニツキーがいなくなったのが痛かったですね。

14番、ジャーマン・ダビドフとともに目立っていたので、彼が最後まで残っていれば、10番ガイシンが活きたとは思うんですけどね。

あとは、ロシアのキャプテン、ヴァシリー・アルテミエフは本当にナイスガイですね。

いつもニコニコしていますし、人の良さが全身から出てきており、まさにリーダーという感じでした。

多分、あの人、ネガティブなコメントなんて一切言わないんだろうななんて思わせるくらい、画面越しからいい人オーラが発散されていました。

こういう人は、敵チームであれ、応援したくなりますよね!

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