2023年にフランスで開かれるラグビーワールドカップの各大陸予選による出場枠が発表されましたね。
コロナウイルスの影響により、2023年へ向けての予選スケジュールが立てづらい状況下ではありますが、まだ出場が決定していない国の選手たちからすれば、目標が設定されるわけですから、モチベーションもアップするでしょうね。
アメリカ大陸とヨーロッパ大陸からは予選の1位と2位チームがそのまま出場することができ、3位なった国はそれぞれ世界最終予選に回ることになります。
アフリカ大陸は予選1位の国だけがそのまま出場、2位の国が世界最終予選に廻ります。
オセアニアは、トンガとサモアがホームアンドアウェイで対戦し、勝った方がそのまま出場となり、敗者が21年のアジア選手権優勝国とプレーオフを行い、勝者が本大会に出場、敗者は世界最終予選に回ることになります。
世界最終予選は、文字通り本大会への最後の出場チャンスとなり、アメリカ3位、ヨーロッパ3位、アフリカ2位、オセアニアorアジアの敗退国の4カ国によるリーグ戦が22年11月に行われる予定となっています。
しかし、こうやってみると、アジア選手権優勝国が本大会へ出場するのは大変厳しい状況ですよね。
なにせアジアで優勝しても、次はトンガか、サモアに勝たなければならないわけですから、現時点では世界ランキングがトンガ13位、サモア15位となっており、既に出場を決めている日本を除くアジア最高位は22位の香港ですから、ちょっと力差がありすぎるうえ、現状の政治状況を考えると、フランス大会への道はかなり険しそうですね。