2021年のスタインラーガーシリーズのオールブラックススコッドが発表されましたね。
サム・ケイン不在の中、キャプテンはホワイトロックが務めるようですが、メンバーを見ると、2年前から何も変わっていないかの印象ですね。
オールブラックス36名
FW
- アサフォ・アウムア(ハリケーンズ)
- デイン・コールズ(ハリケーンズ)
- コーディー・テイラー(クルセイダーズ)
- ジョージ・バウワー(クルセイダーズ)
- イーサン・デ・グルート(ハイランダーズ)
- ネポ・ラウララ(ブルース)
- ティレル・ロマックス(ハリケーン)
- アンガス・タアバオ(チーフス)
- カール・トゥイヌクアフェ(ブルース)
- スコット・バレット(クルセイダーズ)
- ブロディ・レタリック(チーフス)
- パトリック・トゥイプロトゥ(ブルース)
- トゥポウ・バアイ(チーフス)
- サム・ホワイトロック(クルセイダーズ)
- イーサン・ブラックアダー(クルセイダーズ)
- シャノン・フリゼル(ハイランダーズ)
- アキラ・イオアネ(2ブルース)
- ルーク・ジェイコブソン(チーフス)
- ダルトン・パパリイ(ブルース)
- アーディー・サヴェア(ハリケーンズ)
- ホスキンス・ソトトゥ(ブルース)
BK
- フィンレイ・クリスティ(ブルース)
- アーロン・スミス(ハイランダーズ)
- ブラッド・ウェバー(チーフス)
- ボーデン・バレット(ブルース)
- リッチー・モウンガ (クルセイダーズ)
- ブレイドン・エノー(クルセイダーズ/)
- デービッド・ハビリ(クルセイダーズ)
- リエコ・イオアネ(ブルース)
- アントン・ライナートブラウン(チーフス)
- クイン・トゥパエア(チーフス)
- ジョーディー・バレット(ハリケーン)
- ジョージ・ブリッジ(クルセイダーズ)
- ウィル・ジョーダン(クルセイダーズ)
- ダミアン・マッケンジー(チーフス)
- セブ・リース (クルセイダーズ)
まぁ、ここまで保守的なメンバー選考をするとは思ってもいませんでしたね。
スーパーラグビーで活躍したところで歯牙にもかからないなんて、ちょっと可哀想ですよね。
世界的な流れで、若手への切り替えが進んでいる中、フレッシュさのカケラもありません。
ペレナラが選ばれていないのは、ボーデンやレタリックのサバティカルとは異なる契約だったようで、どうやら、ニュージーランド国内でプレーするまでオールブラックスでプレーする資格がないのだそうです。
なので、もしペレナラに資格があった場合、恐らくクリスティの選考はなかったでしょうから、今回の選考は怪我や故障によって新しい選手が入れられたというような印象で、これから5年のオールブラックスがちょっと心配になってきます。
とはいえ、4人の新顔、イーサン・デ・グルート、イーサン・ブラックアダー、フィンレイ・クリスティ、クイン・トゥペアはこのチャンスを物にして欲しいですし、ハビリの復帰、そしてどう使うのかが楽しみですよね。
今回、怪我などによって選ばれなかったのは、
- ジョー・ムーディ
- オファ・トゥウンガファシ
- ジャック・グッドヒュー
そして、活躍の割に選考されなかったのが、
- トム・ロビンソン
- ラクラン・ボシェ
- ビリー・ハモン
- レスター・ファインガアヌク
- ジョナ・ナレキ
- ザーン・サリバン
エノーやブリッジは故障明けで、トップコンディションに程遠い感じだったので、今回若手にチャンスを与えても良かったような気もするんですけどね。
特にサリバンなんて今後のオールブラックスでは必要な存在になりそうですし、リースの代わりにジョナ・ナレキを試すというのもアリだったような気もします。
まぁ、それにしてもクルセイダーズのSHはなかなか評価されず不遇ですよね。
ブリン・ホール、ミッチェル・ドラモントがともに選ばれませんし・・・。
ちなみにアントン・ライナートブラウンは肘の手術から回復中ということで、最初の数試合、テストマッチには参加できないようなのですが、それでも選出しなければならないというのは、よほど切羽詰まっているのでしょうかね?フォスターは。
世界ランキング1位ならともかく、ちょっと選考に余裕がなさすぎますよね。