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ワラビーズがオールブラックスに勝利24-22

リースホッジリースホッジ

トライネーションズ第2戦、オーストラリアがニュージーランドを24-22で下し、1勝1敗に持ち込みましたね。

戦前、メンバー的にボロ負けもあるかと思っていたのですが、リース・ホッジの10番は良かったですね。

ホッジはユーティリティプレイヤーとして、BKのあらゆるポジションで使われていたのですが、ひょっとすると10番が一番向いているのかもしれませんね。

ウイング、センターではいまひとつ器用貧乏感があり、FBが最適なのかなとも思っていたのですが、実は10番が1番あっているような気がします。

さて、試合のほうはというと、荒れに荒れましたね。

双方ともにレッドカードとイエローカードが出てしまい、ゲームが台無しになってしまったのですが、あの2枚のレッドカードはちょっと厳しすぎるような気もしますよね。

とはいえ、今後のラグビーにおいても、選手の安全を守るために厳しい処置をしておくことは大切ですので、この試合だけ見過ごすなんてことはできませんし、危険なプレーを行わないような流れになっていくといいですね。

しかし、デイブ・レニーは流石ですね。

本当にいいチームを作りますね。本来、正10番、12番を欠いているチーム状況で、あそこまでメンバーを変更してしまうと惨敗し、叩かれまくるところなのですが、オールブラックス相手に勝ち切ってしまうんですからね。

とはいえ、これはレッズのHCブラッド・ソーンが若い選手たちを我慢して使い続け、鍛え上げたことも大きな力となっていますよね。

なにせ現在のワラビーズの主力はほぼレッズの選手といっても過言ではありませんからね。

ここ数年で、フレイザー・マクライト、リアム・ライト辺りが頭角を表してくると、先発はほぼレッズというワラビーズも誕生しそうですよね。

今のメンバーをみると、フランス大会でかなり強くなっているような気がしますよね。

その反面、オールブラックスは今後に不安を残す結果となりましたね。

久しぶりボーデン・バレットが10番に戻り、先発メンバーも大きく変更したとはいえ、まさかチーム作り段階で主力のいないオーストラリアに負けるなんて、ちょっとヤバイですね。

戦前は、あのメンバーには期待がかかっていたのですが、まさかに何もできないなんて思いもしませんでしたね。

レッドカードで1人欠いたとはいえ、オーストラリアもレッドカードが出ましたから、条件は同じはずですし、それであの敗戦は、今度のオールブラックスに不安を残す形となりましたね。

特にペレナラとラウマペはちょっと厳しくなったような気がします。

今回の遠征メンバーのSHは、アーロン・スミス、TJペレナラ、ブラッド・ウェバーの3人なのですが、若手が1人もおらず、不思議に思っていたのですが、ひょっとすると今回、TJペレナラとブラッド・ウェバーを見極めるための選考だったのかもしれませんね。

ペレナラは、アーロンスミスの交代で出たり、格下相手のときはいいのですが、ランキング上位のチームとの対戦では、ちょっと厳しいかもしれませんね。

プレイスタイルが、味方に指示して動かすというより自分でなんでもやってしまうSHですから、オールブラックスの戦術には合っていないのかもしれませんね。

選手がへばってきたところに途中から入ってくるととても頼もしいのですけどね。

さて、来週は、オールブラックスはアルゼンチンとの対戦となるのですが、一体どのようなメンバーで挑むのでしょうかね?

これまでアルゼンチンの情報が少なく、状態がどのようなものなのかわかりませんでしたけど、同じ日に行われたオーストラリア選抜との試合では、57-24でアルゼンチンが勝っていますし、チラッと観たところ、チームは仕上がっているような感じでした。

なので、オールブラックスがアルゼンチンを舐めて今回のようなメンバーで挑んでしまうと負けてしまう可能性がありますし、初戦はガチメンバーで戦うことになるのでしょうね。

なにせここで連敗なんてしてしまうとイアン・フォスターの進退問題にも発展しかねませんからね。

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