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イーデンパークでは強いオールブラックス

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ブレディースローカップ第2戦、オールブラックスVSワラビーズの試合、結果27-7でオールブラックスの勝利、これにより今年の対戦成績をオールブラックスからみて1勝1分となったわけですが、本当にいい試合でしたね。

ワラビーズは負けてしまったものの、デイブ・レニーの率いるチームはこれからもっともっと強くなるような予感がしますよね。

スコア差は開いてしまいましたけど、後半、ファインガ・アモサのダブルムーブメントでのノートライ、コロイベテのトライをモウンガとレイナートブラウンで阻止したプレイがひとつでもトライとなっていれば、もっと面白い展開になっていたのでしょうけど、あそこでトライさせないところが、オールブラックスのオールブラックスたる由縁なのでしょうね。

前半でもゴール前でタニエラ・トゥポウがスコーンと抜けたシーンがあったのですが、あれですらトライにならないわけですから、オールブラックス恐るべしです。

この試合両チームで目立った選手がたくさんいましたし、活躍選手をあげるとキリがないのですが、1人をあげるとしたら、やっぱりボーデン・バレットでしょうね。

当然、5人程をぶち抜いたランもいいのですが、やっぱりボーデンのいいところはディフェンスなのではないでしょうか。

いいところにいますよね。

正直なところ、FBはジョーディの方がいいと思っていたのですが、やっぱりボーデンは存在が別格ですね。

アタック、ディフェンスにおいて考えるとやっぱりFBが一番合っているポジションなのかもしれませんね。

さてワラビーズなのですが、HCがマイケル・チェイカからデイブ・レニーに代わって、今後確実に強くなっていくでしょうね。

今はまだ、若いメンバーも多くチームとしての時間が少ないため、まだまだ選手間の癖や呼吸が合っていないところがあったのですが、これが連携し始めると絶対に強くなりますよ。

ただ心配なのは、トゥームアのようなプレイができる選手が出てくるかどうかだけではないでしょうかね。

オコナー、トゥームアという10番、12番はかなりいいですよね。ここ近年では最強のコンビなのではないでしょうか?

近年のテストマッチでも10番よりも12番にいい選手がいるかどうかによって、その強さが変わってくるような気がしますもんね。

そもそも10番はいい選手が多く、その10番と相性のいい12番を置くことが強いチームになるための条件のような気もします。

次のオールブラックスのメンバーは?

さて、この試合オールブラックスの方で言えば、なんだかんだいってもアントン・レイナート・ブラウンはいいということが証明されましたよね。

一見、派手さはないのですが、やっぱりこのような気の利く選手は必要ですよね。
特にディフェンスが重要となってくるランキング上位国との対戦となると、やっぱりリーコでは厳しいかもしれません。

ボールを支配し、圧倒的に攻め込むのであればリーコなのでしょうけど、点を取らせないディフェンスを考えるとやっぱりアントンとなるでしょうし、怪我の具合にもよりますが、ラウマペとアントンの組み合わせもみてみたいですね。

とはいえ、10番モウンガだとやっぱりグッドヒューのほうがいいのかな?
モウンガとラウマペ、アントンでのフロントスリーも一度、試して欲しいところですね。

さて、次にウイングなのですが、これ誰を使うか悩みますよね。

今回の活躍によって、ケイレブ・クラークが一歩前に出たような気もしますが、まだ80分フルで戦ったことがないので、そこらへんをどう見るかですよね。

セブ・リースもいますし、ブリッジも怪我とはいえ優れた選手ですし、FBはボーデンで埋まるとなると、ジョーディーもウイングでの出場しかないですからね。

さらにはウィル・ジョーダンもいますし、このポジション争いは過酷ですよね。

誰を使ってもいいでしょうし、出場した試合で結果を出さなければ、すぐに代えられる程、人材が豊富ですよね。

というか、ニュージーランドの選手でいうと、もうチームとの相性でしかないですよね。

本当、恐ろしい国です。

次は、ニュージーランドがオーストラリアに乗り込んで、ザ・ラグビーチャンピオンシップでの対戦となります。

お互い、どのようなメンバーを組んでくるのか、今から楽しみですね。

できれば、ソトトゥを先発で見たいなぁ。インパクトプレイヤーではなく、先発タイプだと思うんですよね。

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