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ワラビーズの代表資格変更?

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プール戦では、レフリングに助けられてなんとか勝ったフィジー、ウェールズには負けてしまい2位通過、決勝トーナメントではイングランドに攻めてなく破れてしまったオーストラリア代表ワラビーズですが、どうやら代表選考において変化がありそうですね。

ワラビーズの代表資格においては、もともと国内でプレーしている選手だけしか代表になる資格がなかったのですが、辞任したマイケルチェイカHCの時代に「代表キャップが60以上の選手は自国内、つまりスーパーラグビーでプレーしていなくても代表に選出できる」というようなルールを作り、現在まで適用されていました。

これが俗にいう「ギタウ・ルール」といって、チェイカが国外でプレーしている現サントリー・サンゴリアスに所属しているギタウ(当時はトゥーロン)を代表復帰させたいために作ったルールで、今回チェイカが辞任し、デイブ・レニーが新しくHCになったことで、このルールを見直しするのだそうです。

まぁ、今ラグビーラールドカップの結果を踏まえてのことなのでしょうけど、大きな目的としては国内でのラグビーユニオンの人気を取り戻したいという思いがあるのでしょうね。

今、オーストラリアではラグビーユニオンの人気がなくなっているようですし、スーパーラグビーでも観客が集まっていないことも多いですからね。

個人的な感想では、イングランドのプレミアやフランスのTOP14と比べると、スーパーラグビーのほうが攻撃的なラグビーなので観ていて楽しいのですが、観客の入りともなると、圧倒的にイングランドやフランスのほうが集客できていますから。

とはいえ、自国内で選手選考するというのが正しい道なのかどうかを考えると難しいところですよね。

自国のスーパースターがスーパーラグビーで活躍するというのが1番なのでしょうけど、やはりサラリーの問題がありますし、国内に止まってもらうためには、なんだかんだいってもお金ですし、今大会で優勝した南アフリカは、自国内の選手だけでなく海外でプレーしている選手を呼び戻して、強くなっていますからね。

まぁ、そうはいっても結局はHCの手腕が大きいでしょうし、デイブ・レニーHCがどんなチームに仕上げてくるのかが楽しみですね。

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