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WC前のテストマッチが終了。

先週末を持って、ラグビーワールドカップ前のテストマッチ全てが終了しましたね

まぁ、一通りメジャーどころの結果を並べてみると・・・。

正直、日本代表があそこまで完敗するとは思いませんでしたね。
中にはスタッツは圧倒していたというようなニュースもありましたけど、逆にあのスタッツでこのスコア差の方を問題にすべきですよね。

ボール支配率は58%、テリトリー52%だったようですけど、これボールを持たされていた感が拭えませんし、さらには簡単にトライを取られただけですよね・・・。

しかし、ハイパント処理とハイパントキック自体に問題ありそうですね。

ニュージー対サモアの試合でも、そうでしたけど、ティア1のチームはハイパントで負けませんし、いい所に蹴ってきますよね。
必ずチェイサーがいますし、パント後の展開が素早い・・・。

まぁ、南アとニュージーだからと言えばそれまでですけど、少なくともアイルランドはハイパントで襲ってくるでしょうね。

あとフランソワ・ロウのシンビン後、2トライ取られたのは痛い。
やっぱり強豪との試合では残り10分でやられてしまうのでしょうかね?
少なくとも最後ハーシェルヤンチースのトライはやってはいけませんよね。

その他の試合では、やはり恐るべきはオールブラックスですね。
あれ、南アとの対戦前の試合にしては、ちょっと緩すぎかもしれませんね。
あのハンドリングの上手さは何なんでしょうかね。

あそこまでのエンターテイメント性がありながら、クソ強いなんて、やっぱりちょっと抜けていますよね。
やっぱり思うんですけど、クロッティの12番が効いているのではないでしょうかね。
何となくボーデンを10番に置くなら、9番ペレナラ、12番クロッティが最強の布陣のような気がします。(いや、クロッティが12番ならハーフ団は誰でもいいかな。)

まぁ、しかしこれで、リーコの立ち位置が厳しくなってきたのではないでしょうか。

ブリッジとリースはアタックだけでなくディフェンスでも効いているので、ディフェンスがイマイチなリーコを使うよりもこの2人の方が安定するような気がします。

しかし、ここまで圧勝しても世界ランキング1位の座から落ちてしまうのですから、ティア1チームからすれば、何らメリットのないティア2チームと試合をする意味がなくなりますよね。

今週のテストマッチで1番気になるのはサモアで、現メンバーで仕上がってくるとちょっと嫌ですね。

オーストラリアはメンバーを落としているとは言え、トゥシとナナイウィリアムズは脅威ですよね。
確実にPNCの頃のサモアよりも強いですし、日本との対戦前にスコットランドに勝つようなことがあれば、そのままの勢いでプール突破もありえますし、日本も簡単に勝てる相手ではなくなっています。

ワールドカップまで残り2週間を切り、雑誌で各国のメンバーも紹介され始めていますから、それを眺めながら、あれこれ考えるのも、また楽しいですね。

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