どうやら2023年に開催されるラグビーワールドカップフランス大会でのシード順が問題となっているようですね。
大会組織委員会のクロード・アチェCEOは「今季のシックスネーションズが完了、11月のテストマッチが実施されなければ、ドローの基準となるランキングは2019年のW杯終了時のものになるだろうと発表したようで、こうなってくるとシード順はかなり大きく変わってきそうですね。
最新ランキング(20年6月29日現在)と2019年終了時の世界ランキングをみてみると、
20年6月29日(現在)
- 南アフリカ
- ニュージーランド
- イングランド
- アイルランド
- フランス
- ウェールズ
- オーストラリア
- スコットランド
- 日本
- アルゼンチン
- フィジー
- ジョージア
2019年終了時
- 南アフリカ
- ニュージーランド
- イングランド
- ウェールズ
- アイルランド
- オーストラリア
- フランス
- 日本
- スコットランド
- アルゼンチン
- フィジー
- イタリア
上位3チームには変化はありませんが、現在4位のアイルランドにとってはマイナス、ウェールズにとっては喜ばしい結果となりそうですね。
日本をみてみると、これどっちがいいのか難しいところですよね。
現在のランキングでいえば第3ポッドとなり「アルゼンチン」「フィジー」「ジョージア」との対戦は避けることができ、2019年終了時点であれば第2ポッドとなり「アイルランド」「オーストラリア」「フランス」との対戦を避けることができます。
できれば開催国との対戦は避けるべきでしょうから、やはり2019年終了時でのランキングを採用されるのが1番ベストとなるでしょうね。
第3ポッドとして「スコットランド」「アルゼンチン」「フィジー」「イタリア」のいずれかの国との対戦となるのですが、「アルゼンチン」以外であれば、なんとかなりそうな気がしますし、カテゴリーが一つ上になるのか、下になるのかだけで対戦国は大きく変わってきますよね。
現状だと11月のテストマッチも行えるとは思えませんし、まだまだ大陸間での移動は厳しそうですよね。