リーグ戦を1位と2位で通過してきたチーフスとクルセイダーズの決勝は、ビジターであるクルセイダーズが今季リーズンでは2連敗していたクルセイダーズが、3度目の対戦で、チーフスを下し(20ー25)優勝しました。
今回の対戦では両チームともの今シーズンを後にチームを離れる選手が多く、特にクルセイダーズのHCであるスコット・ロバートソンは、RWCフランス大会後、オールブラックスのHCとなるわけですが、そのローバートソン、2017年からクルセイダーズのHCを務めていて、その年から大会7連覇しているというのですから、恐ろしい手腕ですよね。
特に今年は、クルセイダーズのオールブラックスに負傷者が多く、ほぼベストメンバーで戦うということはなかったのですが、それでも優勝へと導いてしまうわけですから、次期オールブラックスも楽しみですよね。
チーフスは、3枚のイエローが響きましたね。しかも3枚ともオールブラックスの選手がシンビンとなってしまったので、リズムに乗ることができませんでしたね。
ニュージーランドは今タレントがいないなどと言われていたりしますけど、この試合を見ると、タレント不在なのではなく、単にHCの手腕によるところが大きいということがわかりましたね。
しかし、この後クルセイダーズを率いることになるロブ・ペニーはプレッシャーだろうなぁ。
2019年から2021年の間、ワラターズでやらかしているだけに、不安ではあるんですけどね・・・。