なんとなんと、ニュージーランドの北島と南島の対戦が、8月29日にエデンパークで開催される予定なのだそうですよ!!
いやいや、これ絶対の面白いでしょ!
現在開催中のアオテアロアの5チーム同士の対戦でも十分見応えがあるのに、さらにそこから北と南で選抜された、いわゆるオールブラックスに最も近い選手たちが集められて戦うのですから、面白くないわけがありません。
しかも、北島をブラックスのアシスタントコーチであるジョンプラムツリーとスコットマクロードが、グレッグフィークとブラッドムーアが南をコーチするというのですから、盛り上がらないわけがありません!
さてその気になるメンバーの選考なのですが、出身地である島から、もしくは現在スーパーラグビーで所属しているチームのある島からの選出になるのかと思いきや、どうやらデビューした場所によって決定されるのだそうで、これは選手からするとちょっと複雑かもしれませんね。
普通に考えると、出身地のある島のチームに入りたいと思うような気がしますし、百歩譲って現在いるチームのある島ならともかく、デビューというのはなかなか意表をつかれますよね。
まぁ、でも最高峰の第一線で選手として契約してくれたチームということを考えると、これも納得といえば納得できるのですが、やっぱり地元のために戦いたいと思うのが心情ってもんじゃないですかね。
現在のオールブラックスのHCのイアン・フォスターによれば、北島出身のジャック・グッドヒューやスコット・バレット、ジョーディ・バレットは南島でプレーし、南島出身のアントン・レイナート・ブラウンやダミアンマッケンジーは北島でプレーすることになるのだとか。
あれ、だったらボーデン・バレットも南島かと思いきや、ボーデンのデビューは北島のタラナキのようで、つまりは兄弟にも関わらず、北島と南島で対戦することになるようですね。
むー、これ親は複雑ですね。
兄弟でなければ、島に関係なく子を応援するのでしょうけど、兄弟が2つの島で対戦するなんて、なかなか複雑ですよね。
そもそもバレット一家は北島ニュープリマス出身ですから、やっぱり親としては3兄弟揃って北島で出場して欲しいんじゃないでしょうかね。