気迫のオールブラックス、ジョーダンは持ってる

気迫のオールブラックス、ジョーダンは持ってる

先週のアルゼンチン代表とニュージーランド代表の試合は、凄まじかったですね。

結果は、アルゼンチンがスコアすることができず、0-38でオールブラックスが勝ったわけですが、大差がついてしまったとはいえ、負けた方のアルゼンチンのディフェンスは凄まじかったですね。

あと3〜4トライ取られていてもおかしくない展開だったのですが、よく守りましたし、以前のような規律の悪さはなくなりましたよね。

とはいえ、オールブラックス、ワラビーズと連戦した後では、初戦のような動きが見られず、かなり疲れが見えてきており、1週間空いてリフレッシュできたオールブラックスになにもさせてもらえませんでしたね。

メンバーも大きく変更してきた辺り、標準は今週のワラビーズ戦になっているのではないでしょうか。

アルゼンチンも層が厚くなってきているとはいえ、2番モントージャ、6番マテーラ、7番クレマー、10番サンチェス辺りは替が効かなそうですし、この辺が出ずっぱりとなっているので今週は心配といえば心配ですね。

クベリ、オランドは戻ってくるとは思うのですが、肝心のサンチェスが相当疲れているようですので、今週うまくリカバーできればいいのですけどね。

オールブラックスに関していえば、言うことなしと言いたいところですけど、終盤の戦い方はいただけませんね。

18番ロマックスのイエロー、17番コーディー・テイラーのラフプレイなど、代わって入った選手が試合を壊すようなマネをしてはいけません。

とはいえ、大きな収穫としては、負けてしまったワラビーズ戦で、共にプレイタイムが十分ではなかったアキラとジョーダンがいい仕事をしたところではないでしょうか。

特にジョーダンは、笑うしかなかったですよね。

なかなかトライを取ることができなかったところ、65分に途中出場してから69分にトライ、その2分後にまたまたトライを取るなど、アオテアロアからの好調を維持していますよね。

しかもどちらもターンオーバーからのトライですし、あの時間であの取られ方はアルゼンチンには相当ダメージが大きいですよね。

なにせジョーダン1人で取り切ってますし、18分程度の出場で121メートル走ってるわけですから、恐るべき嗅覚ですよね。

次は先発でどこまでのプレイを見せることができるのかがポイントとなりそうですね。

話は変わりますが、同日マイター10カップのプレミアシップ・ディビジョンの決勝が行われていてタスマンがオークランドを破り連覇を達成したのですが、もう一度オールブラックスにデイヴィッド・ハヴィリを呼んでくれないでしょうかね?

自己中的なプレイもありチームプレイから逸脱、安定感のある選手ではありませんが、キレッキレのときは誰も抑えきれませんし、アンストラクチャになったときにプレイの面白さは抜群ですからね。

まぁ、国代表ともなると堅実なプレイが求められますから、あまり呼ばれないのでしょうけど、天才肌的なプレイヤーもチームに馴染ませておいて欲しいですよね。