12月3日、ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会のプール分け抽選が行われましたね。
今回、4カ国が増え計24チームとなったにも関わらず、日本はサモアと同組になったり、前回と同じくニュージーランドが開催国と同じプールになったりと、ラグビーワールドカップならではの流れが残っていますよね。
()括弧内は25年12月1日付のランキング
プールA
- ニュージーランド(2)
- オーストラリア(7)
- チリ(17)
- 香港(23)
プールB
- 南アフリカ(1)
- イタリア(10)
- ジョージア(13)
- ルーマニア(22)
プールC
- アルゼンチン(6)
- フィジー(8)
- スペイン(15)
- カナダ(25)
プールD
- アイルランド(4)
- スコットランド(9)
- ウルグアイ(14)
- ポルトガル(20)
プールE
- フランス(5)
- 日本(12)
- アメリカ(16)
- サモア(19)
プールF
- イングランド(3)
- ウェールズ(11)
- トンガ(18)
- ジンバブエ(24)
日本はプールEに入り、バンド1の相手はフランスとなりました。
他2チームは、パシフィックネーションズでもお馴染みのアメリア、サモアと同組となり、少し新鮮味は欠けてしまいますが、よりによってバンド4に落ちてしまったサモアがまたしても同じ組というのがちょっと迷惑ですね。
というのも、今でこそサモアはランキングを落とし低迷しているのですが、これは明らかに昨年からテストマッチの数が少なかったうえ、選手がなかなか集まらなかったというのが原因でしょうし、これが今後の2年で改善できれば、バンド4にいてはダメなチームになりそうですからね。
今回のラグビーワールドカップはチーム数が増え、プール戦での試合レベルの低下が危ぶまれていますが、個人的には意外にもプール戦は面白くなるのではないかと思っていて、特にランキング10位以内のチームがどう戦ってくるのか注目しています。
バンド1のチームからすれば、決勝トーナメントからが本番ともいえるでしょうし、いかにプール戦で消耗しないのかが重要なわけで、順当にいけばベスト8で南アフリカとニュージーランドがぶつかるわけですから、他の国からすれば、オーストラリア大会での優勝確率がグッと高まりますよね。
現状で言えば、選手層の厚さから3チーム位組めそうな南アフリカが1番の優勝候補で、頭ひとつ抜けているようですが、ここ2年でどのように勢力図が変わってくるのかも楽しみですね。
