ウェリントンで行われたブレディスローカップ第1戦は16-16の引き分けに終わり、ともにここで勝利したい一戦ではあるのですが、ここイーデンパークはオールブラックスの聖地。
なんでも1921年から86回のテストマッチでオールブラックスはたったの10回しか負けておらず、勝率は86.47%なのだそうで、最後に負けたのが1994年ということですから、ちょっとワラビーズには分が悪そうではあるのですが、今年のワラビーズは勢いがありますので、これ大きく歴史が動く可能性もありますよね。
ちなみに日本での放送は、Jスポーツで10月18日(日)11時45分から
ブレディスローカップ第2戦
オールブラックス
- ジョー・ムーディ
- ダン・コールズ
- オファ・トゥンガファシ
- パトリック・トゥイプルトゥ
- トゥポウ・バアイ
- シャノン・フリゼル
- サム・ケイン
- アーディー・サベア
- アーロン・スミス
- リッチー・モウンガ
- カレブ・クラーク
- ジャック・グッドヒュー
- アントン・レイナート・ブラウン
- ジョーディー・バレット
- ボーデン・バレット
- コーディー・テイラー
- アレックス・ホッジマン
- ネポ・ラウララ
- スコット・バレット
- ホスキンス・ソトトゥ
- TJペレナラ
- リーコ・イオアネ
- ダミアン・マッケンジー
ワラビーズ
- ジェームズ・スリッパー
- ブランドン・パエンガ・アモサ
- タニエラ・トゥポウ
- ルカン・サラカイヤ・ロト
- マット・フィリップ
- ネド・ハニガン
- マイケル・フーパー
- ハリー・ウィルソン
- ニック・ホワイト
- ジェームズ・オコナー
- マリカ・コロインべテ
- マット・トゥームア
- ハンター・パイサミ
- フィリッポ・ダウングヌ
- トム・バンクス
- ジョーダン・ウエレセ
- スコット・シオ
- アラン・アラアラトア
- ロブ・シモンズ
- リアム・ライト
- ジェイク・ゴードン
- ジョーダン・ペタイア
- リース・ホッジ
オールブラックスでは、ボーデン・バレットの存在は大きいですし、どうやらスコット・バレットも復帰できたようですね。
とはいえ、サム・ホワイトロックが脳震盪の疑いによって欠場ということですから、これは想定外の復帰になるのかもしれませんね。
また、ジョージ・ブリッジも胸筋の怪我によって欠場ということで、もしブリッジが健在であれば、ウイングがどうなっていたのかも気になりますね。
今回のセンター陣は安定しているとはいえ、どちらもパワー型ではないので、ウイングにクラークが入ったのはかなりバランスが良さそう。
そのせいかリースが出場できなくなっているわけですけど、どちらがいいというのではなく、オールブラックスに関しては組み合わせ次第というような感じですよね。
ワラビーズに関しては、やはりこの状況で、マクダーモットは出せませんよね・・・。
ニック・ホワイトが調子がいいですし、その後を閉めさせるにはちょっと経験不足ですし、やっぱりゴードンとなりますよね。
また期待のロレシオは控え組みからも外れましたね。
こちらもオコナーが良すぎますし、トゥームアもいることを考えると10番タイプの控えを置くよりも、流れをかえることのできるペタイアのほうが、後半インパクトを出すことができそうですからね。
そんな中、8番に入ったハリー・ウィルソンは大したものですね。
あの若さで、この試合レベルのワラビーズナンバー8を勝ち取るなんて、なかなかのものですよ。
しかし、ブレディースローカップはやはり権威があるのか、期待の若手にはチャンスが皆無となってしまいましたね。
オールブラックスでは、ウィル・ジョーダン、ワラビーズでは、マクダーモット、ロレシオなど結局出場することなく終わりそうです。