いよいよ今週末、ニュージーランドでスーパーラグビー国内版アオテアロアが開幕するわけですが、なんとオーストラリアでも国内版スーパーラグビーが無観客ではありますが、7月3日から始まるのだそうですね。
参加するのは、スーパーラグビーでもお馴染みのブランビーズ、レベルズ、レッズ、ワラタスの4チームに加えて、2017年を最後にスーパーラグビーから撤退、その後は、独自のグローバルラピッドラグビーを開催していたウェスタン・フォースの5チーム。
日本のスーパーラグビーチームであるサンウルブズは、残念ながらコロナ渡航の問題で参加することができませんでしたけど、少しずつですがコロナ以前の環境が戻りつつあることは、素晴らしいことですよね。
とはいえ、オーストラリアラグビー協会は財政状況が非常に悪くなっており、経費カットのためにスタッフの75パーセントを一時解雇、国内のプロ選手の給与を9月末まで平均60%削減することで選手協会と合意し、その給与カットを拒否したアイザック・ロッダ、ハリー・ホッキングス、アイザック・ルーカスとの契約を解除しています。
この3選手すべてレッズ所属で、アイザック・ロッダ、ハリー・ホッキングスは主力のLOでしたし、アイザック・ルーカスも若手のSOとして10番、22番としてスーパーラグビーが中止されるまでは今季全試合に出場していただけに、再開後レッズのチーム編成がどのようになるのかが気になりますよね。
2018年にブラッド・ソーンがHCに就任してから新しいチーム作りと若返りを図ってきており、ようやく仕上がってきていたところに、主力3人の離脱は痛いところですよね。
まぁ、ロッダとブラッド・ソーンは対立していたようですから、この辺はあまり大きな影響はないかもしれませんけどね。