ついにザ・ラグビーチャンピオンシップも最終節となりました。
現在3勝2敗で首位となっているニュージーランドですが、2位の南アフリカも3勝2敗、ポイント数も同じ14ポイントとなっており、得失点で13得点上回っているだけなので、この試合ではボーナスポイントを取りつつ、できるだけ点を取って勝ち切っておきたいところ。
ニュージーランドVS オーストラリア
ニュージーランド
- イーサン・デグルート
- コーディー・テイラー
- タイレル・ロマックス
- ブロディー・レタリック
- サム・ホワイトロック
- アキラ・イオアネ
- ダルトン・パパリィ
- アーディー・サベア
- アーロン・スミス
- リッチー・モウンガ
- ケイレブ・クラーク
- ジョーディー・バレット
- リーコ・イオアネ
- ウィル・ジョーダン
- ボーデン・バレット
- サミソニ・タウケイアホ
- オファ・トゥンガファシ
- ネポ・ラウララ
- トゥポウ・バアイ
- ホスキンス・ソトトゥ
- フィンレイ・クリスティ
- ロジャー・ツイバサシェック
- セブ・リース
オーストラリア
- ジェームズ・スリッパー
- デイビット・ポレッキー
- アラン・アラアラトワ
- ジェド・ホロウェイ
- ケイデン・ネビル
- ロブ・バレティニ
- ピート・サム
- ハリー・ウィルソン
- ジェイク・ゴードン
- バーナード・フォーリー
- マリカ・コロイベテ
- ララカイ・フォケティ
- レン・イキタウ
- トム・ライト
- アンドリュー・ケラウェイ
- フォラウ・ファインガ
- アンガス・ベル
- ポネ・ファアマウシリ
- ニック・フロスト
- フレイザー・マクライト
- ニック・ホワイト
- リース・ホッジ
- ジョーダン・ペタイヤ
ハビリ、トゥパエアのセンター2人が負傷のため、12番にはジョーディーが入り、FBにはボーデンが先発に。
スタートから、バレット3兄弟揃い踏みかと思ったら、スコット・バレットがリザーブにもおらんのかい!!
インタビューでFWコーチのジェームズ・ライアンがベタ褒めしていたのに、この大事な試合には不在とは・・・。
とはいえ、トゥポウ・バアイに出場の機会が訪れたのはいいことですね。いつまでもレタリック・ホワイトロック頼りでは今後のオールブラックスが心配ですからね。
今回の試合はイーデンバークで行われからか、ブルーズ組に大きなチャンスが与えられたようで、リザーブにはトゥンガファシ、ラウララ、ツイバサシェックが戻ってきました。
どうせなら8番にソトトゥを入れて、3列ブルーズコンプリートもありかと思いましたけど、この試合はとても重要な試合なうえ、アーディは抜けた存在ですので代わるわけにはいきませんでしたか。
久しぶりのコーディー・テイラーですが復調しているといいですね。ここ数年タウケイアホが本格化するまでは一人でフッカーを引っ張ってきていた印象ですので、ここでテイラー、タウケイアホという芯ができるとさらに強くなりそうですよね。
個人的に嬉しいのは、セブ・リースが戻ってきたこと。
ケイレブ・クラークの攻撃力は誰もが認めるところですが、守備においてはセブ・リースのほうがいろんなところに顔を出しますし、クラークの直線的な動きよりも、リースのちょこまかした動きのほうが相手は嫌なんじゃないかななんて思ったりしています。
まぁ、ブレイクダウンのところでペナルティしがちではありますが・・・。
余談ですが、今週のニュージーランド国内リーグであるバニングスNPCでオークランドのメンバーにエイドリアン・チョートの名前がなかったので、ひょっとしたらオールブラックスに呼ばれてる???なんて思ったのですが、この大事な試合にいきなり呼ばれて出場なんていうことはないですよね。
タスマン戦ではいい動きだったので、ひょっとしたらなんて思ったのですが、ラクラン・ボシェタイプなので、ちょっと呼ばれなさそうですかね。
オーストラリアのほうでは、ゴードン・フォーリーが引き続きハーフ団を形成し 、ロバート・レオタが負傷のため出場できないので、6番にバレティニが回り、8番には久しぶりにハリー・ウィルソンが入りました。
レオタ、ピート・サム、バレティニが強力だったので引き続き見たかったところですが、今後のワラビーズのためにも若いハリー・ウィルソンの成長に期待したいですね。
フォケティ、イキタウはここで安定したプレーができると、パイサミ、ケレビを脅かす存在となりそうなので、ぜひとも活躍してほしいですね。
少しずつ良くなりつつあるニュージーランドとはいえ、近年の流れから、フルハウスとなるであろうイーデンパークでオールブラックス敗戦ということもあり得るので、面白い1番となりそうです。