ワラビーズ選考資格が緩和。

ワラビーズ選考資格が緩和。

ラグビーオーストラリアが、オーストラリア代表であるワラビーズの資格に関するポリシーを追加し、海外を拠点とするプレーヤーから2人を代表チームに選出できるようになったのだそうです。

とはいえ、この変更は2020年の残りの期間のみということで、いわゆるコロナウイルス期間限定ということのようですね。

これまで基本的には、海外クラブに所属している選手はワラビーズの選考対象外となっており、例外としてオーストラリア協会と7年間契約を結び、かつテストキャップ60以上持つ選手であれば、代表入りできるということになっていたのですが、ここに暫定的に今回の資格ポリシーが追加されるというわけですね。

まぁ、これはデイブ・レニーは助かるでしょうね。

基本路線としては現在オーストラリアでラグビーをしている選手を優先するようですが、海外に出ているオーストラリアの選手で有力な候補としては、日本ではサントリー・サンゴリアスのサム・ケレビ、ショーン・マクマーンがいますし、アダム・コールマンやスーパーラグビーAU前にレッズを離れたアイザック・ロッダなんて絶対ワラビーズに欲しいところですからね。

オーストラリアでのラグビー人気のことを考えると、やはりワラビーズが強くなければ話になりませんし、国内リーグだけで強化できる国なんて、ニュージーランドとイングランド、フランスくらいでしょうし、南アがヨーロッパで活躍した選手を起用して成功していることを考えると、オーストラリアも柔軟に選手を世界に送り出し、強化していくほうがいいですよね。