フランス代表として36キャップを獲得したプロップ、ジェファーソン・ポワロが国際ラグビーから引退するのだそうです。
これはちょっと驚きですよね。
なにせポワロはまだ27歳ですし、ましては次のラグビーワールドカップはフランスで行われるわけですから、ここでの代表引退は驚き以外のなにものでもありませんよね。
しかもプロップといえば、経験が重要な要素でもあるポジションですし、2023年までにはもっと凄いプロップになっているような気もするんですけどね。
なんでも昨年のラグビーワールドカップ日本大会準々決勝のウェールズ戦での敗北以来苦しんでいるようで「試合が終了したとき、最後の笛の数分後、私は空っぽになった」のだとか。
気持ちはわからなくはないのですけど、年齢と次の開催国であることを考えると、モチベーションを保つことは、そう簡単ではなさそうに思えるのですが、そこは本人にしかわからない感情があるのでしょうね。
とはいえまずは「クラブでタイトルを勝ち取り、プレーでキャリアを変え、フルタイムのパパになることを目標」とするようですから、ここに「フランス代表」まで含めるには、あまりにハードルの高い目標となってしまうのでしょうね。
しかしこれまで、ほとんどの試合で1番を背負ってきていただけに、フランス代表としても痛手とはなりますよね。
本大会を前に若返りを行っているとは言え、ハーフ団もかなり若いですし、チームがパニックになったときにはベテランの選手がいて欲しいところですよね。
とはいえ、あと3年ありますから、ひょっとすると気持ちが変わることもあるでしょうし、代表の成績によっては呼び戻されることもあるでしょうね。