パシフィックネーションズカップ、日本代表は見事に全勝優勝を果たしましたね。
34-20でアメリカを下したわけですが、もうティア2の中では抜けた存在になっているようで嬉しい反面、あの試合内容ではちょっと心配になりましたね。
というのも、あそこに9番レイドロー、10番ラッセル、15番ホッグがいたとしたら、おそらくあの戦術では勝てないような気がしました。
アメリカのキックの精度がイマイチだったので良かったようなものの、キッキングゲームであればスコットランドのほうが分がありそうですし、数本のプレゼントキックなんかをスコットランドにしてしまったら、ホッグに走られてしまうので、ちょっと怖い内容でした。
しかも、今週末PNCだけならこの試合結果でも十分納得できたのですが、同じ日にやっていたザラグビーチャンピオンシップの2試合を観てしまうと、やはりティア1との差を痛烈に痛感しますね。
特に今朝方終わった南アVSアルゼンチンなんて観ていると、9月に行われる南アとの試合が心配になってしまいます。
スタメンと控えの選手の差がまったくないですし、あの圧力はちょっとヤバいですね。
アメリカの圧力にも押されていましたから、それを考えるとどのような戦術で戦っていくのか気になるところですね。
しかし、今回のメンバ〜構成、12番ラファエレ選手、13番トゥポウ選手、15番山中選手という組み合わせはなかなかいいんじゃないでしょうかね?
今回のバックス陣が一番しっくりくるのではないでしょうかね?
あと怖いのはSOですね。
結局、田村選手以外を試さなかったので、田村選手が怪我をしないことを祈るだけしかありませんね。
勝ちにこだわるのも仕方ありませんが、先発で松田選手をどこかで試すか、もう少しや早めに交代させても良かったような気もしますね。
まぁ、ともあれPNCが始まる前の不安要素は払拭され、日本代表の強さもわかってきたので、一安心というところですかね。
しかし、ここのところのラグビーの試合全般をみていると、トニーブラウンってやっぱり凄いんでしょうね。
あんなに面白い攻撃をするのは日本代表くらいですし、そりゃ時期オールブラックス監督候補からラブコールも受けますわ。