悪夢のアオテアロア開幕6連敗を喫し、チームワースト記録となったチーフスと、ホームで36試合連続負けなしだった記録をハリケーンズに止められたクルセイダーズの試合。
ともに記録に関わる試合で負けてしまったチーム同士の対戦とはいえ、首位と最下位との対戦は、いったいどのような試合となるのでしょうかね?
チーフスの方がほぼ変更がないのですが、ブルーズ戦でアライマロが負傷したことにより、ワイヌイが11番に、そして14番にショーンスティーブンソンが入るようで、これまでガットランドは今後を見据えてフライハーフにトラスクを起用していたのですが、さすがに6連敗ともなると、来年のことよりもまずは1勝ということで、スタメンにクルーデンを戻してきましたね。
その他リザーブとは言えターバオが戻り、アクオイも復帰したのはいい兆候なのではないでしょうかね?
さてクルセイダーズのほうはというと、なんとサム・ホワイトロックがこの試合でクルセイダーズ150回目の試合となるのだそうで、これはクルセイダーズの中でも7人目の快挙なのだそうですよ。
不安要素としては、不動の1番ジョー・ムーディが家族の死別のため出場を見送ったようで、さらにはハリケーンズ戦で負傷したウェトゥ・ダグラスが不在となり、エノーも復帰できないようです。
SHには先発にミッチェル・ドラモントが入り、クルセイダーズはいきなり早いテンポでのゲーム展開に持ち込むのでしょうかね。
スコッド
チーフス
- ルーベン・オニール
- ブラッドリー・スレーター
- ネポ・ラウララ
- トゥポウ・バアイ
- ミッチェル・ブラウン
- ラクラン・ボッシャー
- サム・ケイン
- ピタ・ガス・ソワクラ
- ブラッド・ウェバー
- アーロン・クルーデン
- ショーン・ワイヌイ
- アレックス・ナンキベリ
- アントン・レイナート・ブラウン
- ショーン・スティーブンソン
- ダミアン・マッケンジー
- サミソニ・タウケイアホ
- オリー・ノリス
- アンガス・ターバオ
- ナイトア・アクオイ
- サイモン・パーカー
- リサチ・ミロハリス
- ケイレブ・トラスク
- クイン・トゥパエア
クルセイダーズ
- ジョージ・ボウラー
- コーディー・テイラー
- マイケル・アラアラトア
- サム・ホワイトロック
- ミッチェル・ダンシエ
- シオネ・ハビリ
- トム・クリスティ
- トム・サンダーズ
- ミッチェル・ドラモント
- リッチー・モウンガ
- ジョージ・ブリッジ
- ジャック・グッドヒュー
- フェトゥリ・パエア
- セブ・リース
- ウィル・ジョーダン
- アンドリュー・マカリオ
- イシレリ・トゥンガファシ
- オリバー・ジャガー
- クエンティン・ストレンジ
- ビリー・ハモン
- ブリン・ホール
- ブレット・キャメロン
- レスター・ファイガヌク
首位チームと最下位チームの対戦とはいえ、メンバーを見れば豪華ですし、アオテアロア5チームのリーグは恐るべしですね。
一般的なリーグだと、首位と最下位のチームなんて面白くもないのですが、これほどワクワクできるカードが毎週見れるなんて、ほぼアオテアロアだけでしょうね。
土曜開催は逆転して欲しい!!!
しかし土曜に行われる試合、アオテアロアの次にAUと連続になるのですが、これ逆にしてくれるといいんですけどね。
特に先週の試合など「クルセイダーズVSハリケーンズ」を観た後のフォースVSブランビーズの辛いこと、辛いこと(先週に関してはニュージーの試合が凄すぎて、AUの試合の記事がかけませんでした・・・。)
残念ながら、ニュージーランドとオーストラリアのラグビーでは、80分まるっと楽しめるのがアオテアロア、ちょっとぶつ切りながら試合が流れるのがオーストラリアという感じで、展開とスピード感が違ううえ、オーストラリアでユニオンがリーグに負けてしまうのも納得できるような感じでした。
まぁ、ニュージーの審判の方がプレーを流しがちで、オーストラリアの審判のほうが厳格ということになるのかもしれませんが、やっぱりラグビーはある程度流してもらったほうが面白いですよね。
ギリのフローフォワードなんて、敵陣22m以内でなければ多少流してもいいような気がしますし、選手もぶつ切り試合だと集中力が切れがちになるような気がするんですよね。