ついにオールブラックスのHCが決定しましたね。
ガットランド、ジェイミーという大物HCが既に辞退していたこともあってか、恐らく大きな変化はないだろうと思ってはいましたが、ほぼ規定線通り2012年から8年間オールブラックスのアシスタントコーチを務めていたイアン・フォスターが、スティーブ・ハンセンの後を引き継ぐようですね。
契約は2020年からの2年となっているようで、ラグビーワールドカップ3位からの巻き返しなるかどうかが注目となりそうですね。
また、今後は4人のコーチが参加するのだそうで、この発表は後日となるようです。
イアン・フォスター
さて、そのイアン・フォスターなのですが、2012年から8年間オールブラックスのアシスタントコーチだったという実績以外では、2004から2011までスーパーラグビーのチーフスのHCだったようで、そのときの成績をみてみると・・・
- 2004年・・・総合順位4位(ベスト4)
- 2005年・・・総合順位6位
- 2006年・・・総合順位7位
- 2007年・・・総合順位6位
- 2008年・・・総合順位7位
- 2009年・・・総合順位2位(準優勝)
- 2010年・・・総合順位11位
- 2011年・・・総合順位10位
お世辞にもいい成績だとは言えませんね・・・。
しかも、その後チーフスは2012年にHCがデイブ・レニーへと交代し、2012年、2013年とスーパーラグビーを連覇するのですから、ちょっと不安感は残りますよね・・・。
おまけにそのデイブ・レニーはワラビーズを率いることになっているわけですから、オールブラックスファンからすれば、順調にHCが決定したとは思えないでしょうね。
とはいえ、今後発表される4人の新しいコーチ陣には期待が集まるのではないでしょうかね?
とはいえ、トニー・ブラウンは日本代表に残るようですし、あの天下のオールブラックスがここまでコーチ陣選びで苦労させられるなんて、ちょっと皮肉でもありますね。