プール戦ではもったいないティア1同士の戦い

プール戦ではもったいないティア1同士の戦い

昨日、9月29日のオーストラリアVSウェールズの試合は、プール戦とはいえ、流石ティア1という試合でしたね。

開始早々、ダン・ビガーのドロップゴールで、いきなりのウェールズ先制!
どうやらこのドロップゴール、ワールドカップ史上最速となるドロップゴールとなるようで、オーストラリア側からすれば、まさに虚をつかれた感じでした。

また、後半開始早々もダン・ビーガーと交代していたSOリース・パッチェルがドロップゴールを決め、後半戦最初の得点もウェールズが決めてしまうのですから、まさに恐るべしですよね。

二人ともいとも簡単にドロップゴールを決めていましたけど、あれ、なかなか決まらないものなんですけどね・・・。
恐らく、前後半ともに、最初の特典はドロップゴールで狙うというのは決まりごとじゃなかったのでしょうかね?

オーストラリアとしては、前半終了間際のガレス・デイビズのインターセプトトライが余計でしたね。
攻め込んで行こうというところでのあのインターセプトはかなりきついですし、またSHのくせに、ガレス・デイビスは足が速い!!!
しかも、あそこから走りきるのですから、持久力も半端ない。

あれも恐らく試合前に狙っていたプレイなのでしょうね。
ゲニアの傾向を分析されていたような気がしますし、その前も一度ガレス・デイビスにインターセプトされていますから、ここで対応していなかったのが致命的でしたね。

とはいえ、ちょっとオフサイドっぽい感じもしましたけどね。

プールD オーストラリアVSウェールズ

アイルランドもそうですけど、北半球のチームはゴールライン付近、中央あたりでアドバンテージをもらうと、ほぼハイパントを上げて勝負してきますよね。

日本もこれによって2本トライを取られたわけですけど、オーストラリアも見事にウェールズにトライを取られていましたね。

しかし、オーストラリアはトライ数では3トライとウェールズよりも1本多くとっているにも関わらず、ペナルティキック、ドロップゴールの数によって負けてしまったわけですから、不用意な反則を犯さず、しっかりと規律よく戦わなければならないのかをまざまざと見せつけられてしまいましたね。

このレベルの試合ともなると、いかに反則を減らすのかが、とても重要ですね。