先週末を持って、ラグビーワールドカップ前のテストマッチ全てが終了しましたね
まぁ、一通りメジャーどころの結果を並べてみると・・・。
- 日本 7ー41 南アフリカ
- スコットランド 36ー9 ジョージア
- イングランド 37ー0 イタリア
- ニュージーランド 92ー7 トンガ
- オーストラリア 34ー15 サモア
- アイルランド 19ー10 ウェールズ
正直、日本代表があそこまで完敗するとは思いませんでしたね。
中にはスタッツは圧倒していたというようなニュースもありましたけど、逆にあのスタッツでこのスコア差の方を問題にすべきですよね。
ボール支配率は58%、テリトリー52%だったようですけど、これボールを持たされていた感が拭えませんし、さらには簡単にトライを取られただけですよね・・・。
しかし、ハイパント処理とハイパントキック自体に問題ありそうですね。
ニュージー対サモアの試合でも、そうでしたけど、ティア1のチームはハイパントで負けませんし、いい所に蹴ってきますよね。
必ずチェイサーがいますし、パント後の展開が素早い・・・。
まぁ、南アとニュージーだからと言えばそれまでですけど、少なくともアイルランドはハイパントで襲ってくるでしょうね。
あとフランソワ・ロウのシンビン後、2トライ取られたのは痛い。
やっぱり強豪との試合では残り10分でやられてしまうのでしょうかね?
少なくとも最後ハーシェルヤンチースのトライはやってはいけませんよね。
その他の試合では、やはり恐るべきはオールブラックスですね。
あれ、南アとの対戦前の試合にしては、ちょっと緩すぎかもしれませんね。
あのハンドリングの上手さは何なんでしょうかね。
あそこまでのエンターテイメント性がありながら、クソ強いなんて、やっぱりちょっと抜けていますよね。
やっぱり思うんですけど、クロッティの12番が効いているのではないでしょうかね。
何となくボーデンを10番に置くなら、9番ペレナラ、12番クロッティが最強の布陣のような気がします。(いや、クロッティが12番ならハーフ団は誰でもいいかな。)
まぁ、しかしこれで、リーコの立ち位置が厳しくなってきたのではないでしょうか。
ブリッジとリースはアタックだけでなくディフェンスでも効いているので、ディフェンスがイマイチなリーコを使うよりもこの2人の方が安定するような気がします。
しかし、ここまで圧勝しても世界ランキング1位の座から落ちてしまうのですから、ティア1チームからすれば、何らメリットのないティア2チームと試合をする意味がなくなりますよね。
今週のテストマッチで1番気になるのはサモアで、現メンバーで仕上がってくるとちょっと嫌ですね。
オーストラリアはメンバーを落としているとは言え、トゥシとナナイウィリアムズは脅威ですよね。
確実にPNCの頃のサモアよりも強いですし、日本との対戦前にスコットランドに勝つようなことがあれば、そのままの勢いでプール突破もありえますし、日本も簡単に勝てる相手ではなくなっています。
ワールドカップまで残り2週間を切り、雑誌で各国のメンバーも紹介され始めていますから、それを眺めながら、あれこれ考えるのも、また楽しいですね。