ラグビーの国際統括団体であるワールドラグビーによれば、2019年のラグビーワールドカップ日本大会の全世界でのテレビ視聴者数が、過去最多の8億5700万人となり、2015年イングランド大会から26%も増えたのだそうです。
大会前は観客は来るのか?会場が人で埋まるのか?盛り上がるのか?などと不安が取り巻いていましたけど、そんな不安は一憂に終わりましたね。
発表によると日本国内だけでも、2015年大会の5倍以上となる計4億2500万人に上り、日本代表が初の8強入りを決めたスコットランドとのグループリーグ最終戦は、5480万人が視聴したのだそうですよ!
また、ラグビーW杯日本大会の組織委員会によれば、収入の概算は入場料収入が好調だったようで、昨年8月の概算より47億円多い677億円となる見込みのようで、実質的な黒字の68億円を今後建て替えられる秩父宮ラグビー場にW杯記念ミュージアムを建設するなどのレガシー事業として三つの基金を作るための資金として、日本ラグビー協会に渡すのだとか。
これ、基金については、建て替え後の新秩父宮ラグビー場へのミュージアム設置、ラグビーを通じた地域活性化活動、日本とアジアでのラグビー振興の3種類を想定し、それぞれ20億円規模となる見通しなのだそうです。
秩父宮ラグビー場についてはミュージアム建設もいいのですが、大きな外国人が来ても問題ないように、観客席や通路などを広々と作って欲しいですね。
なにせせっかく作り直した国立競技場は、座席の通路スペースが狭いばかりでなく、階段やコンコースから客席までの通路が狭いなどと不満爆発のようですし、ラグビーの聖地はそのようなダサいことにならないようにして欲しいですね。