まぁ、そうそうたるメンバーじゃないですか!
左から
- フランス代表HCーファビアン・ガルティエ
- イタリア代表HCーフランコ・スミス
- イングランド代表HCーエディ・ジョーンズ
- ウェールズ代表HCーウェイン・ピヴァック
- スコットランド代表HCーグレガー・タウンゼント
- アイルランド代表HCーアンディ・ファレル
ラグビーワールドカップ日本大会以降、ヘッドコーチが変わったのが4カ国で、イングランドとスコットランドだけがそのまま継続となっています。
ファビアン・ガルティエ
今後の4年が重要なフランス代表のHCとして選ばれたファビアン・ガルティエは、現役時代はSHとして活躍し、フランス代表に初セレクションされた日からの2003年までフランス代表のキャプテンだったようで、64キャップ持っており、ホームで迎えるフランス大会にはうってつけの人物ですよね。
HCとしても、スタッド・フランセ、モンペリエ、RCトゥーロンを率いたこともあるのですから、よほどのことがない限り、このまま2023年までHCを務めるkとになりそうですね。
フランコ・スミス
イタリア代表HCには南アフリカのフランコ・スミス。
現役時代は、SOやCTBとして活躍し、南アフリカのキャップも9つあるようですね。
コーチとしては、まず南アフリカでバックスコーチとしてキャリアを始めたようで、その後イタリアでHCを経験し、南アフリカの戻り、2015年からチーターズのHCだったのですが、コナー・オシェアの辞任によって、イタリア代表を暫定的に率いることになったようです。
シックスネーションズでは、なかなか結果を出すことのできていないイタリアですが、ここであわよくば勝てるかのような試合を続けることができれば、本格的にイタリア代表を率いることになるかもしれませんね。
エディ・ジョーンズ
まぁ、説明することはないでしょう。
ラグビーワールドカップで、あのオールブラックスを倒し、惜しくも決勝では南アフリカに破れ世界2位となったものの、見事イングランド代表を立て直したHCで、イングランド代表HCを務めながらも、サントリーサンゴリアスのディレクター・オブ・ラグビーに就任と、本当にラグビー好き、日本好きな人ですよね。
よく日本にいるので、イングランド代表をちゃんとみてるのか?なんて不安になったりもしますが、あのクラスであれば、選手につきっきりで指導なんてしなくてもリーグ戦をみているだけで人材を見抜くことができるのでしょうね。
ちなみにオーストラリア出身で現役時代はHO。
ウェイン・ピヴァック
ガットランド退陣後のウェールズを率いることになったのですが、この人が一番プレッシャーを感じているのではないでしょうかね。
なにせガットランドの後ですし、ウェールズもワールドカップでは4位となっているので、それ以上の順位を考えるとなかなか大変な立場ですよね。
ニュージーランド出身で、ニュージーランドの年間最優秀コーチに選ばれた経験もあるうえ、2004年から3年間はフィジー代表を率いていたのだそうです。
2014年からはウェールズのスカーレッツHCとなり、2016-17シーズンにPRO12、現在で言えばPRO14で13年ぶりにスカーレッツを優勝させたのだそうです。
まぁ、そう考えるとガットランドの後を引き継ぐには適任と言えば適任なのかもしれませんね。
元ウェールズ代表キャプテンであるサム・ウォーバートンも、コーチングスタッフのひとりとしてウェールズ代表に参加するようですから、どんなチームになるのか大変興味がありますね。
現役時代にはLO、FL、NO8。
グレガー・タウンゼント
何かと日本代表と縁のあるスコットランドのHCであるグレガー・タウンゼントは、現役時代SOやCTBでプレーし名キッカーとしても知られていたようですね。
1997年にはブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズに選ばれ南アフリカに遠征し、1999年、2003年ワールドカップにもスコットランド代表として出場していますから、まさにスコットランドの英雄といってもいいでしょうね。
ラグビーワールドカップでは決勝トーナメントに進出することができなかったスコットランドですけど、これはプールが悪かったとしかいいようがありませんし、ここで立て直してくるのではないでしょうかね。
アンディ・ファレル
ジョー・シュミットが退陣した後のアイルランド代表を率いるのは、アンディ・ファレル。
・・・ファレル・・・、まさか、ひょっとして?
そう、そのまさかは現実です。
イングランド代表キャプテンでもある、あのオーエン・ファレルのお父さんです!
現役時代は、ラグビーリーグとラグビーユニオンどちらも経験しており、ポジションはリーグではLO、LooseFWで、ユニオンではFL、SO、CTB。
イングランド代表のキャップも持っているようですが、どうやらHCとしてのキャリアはこのアイルランドが初めてとなるようですね。
大丈夫かよ?なんて声も聞こえてきそうですけど、サラセンズではアシスタントコーチとして、また、イングランド代表やアイルランド代表ではDFコーチを担当しており、2013年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのDFコーチとして参加し、そのときのHCであったウォーレンガトランドからも称賛を受けているようですよ!
ラグビーの面白さって、もちろん選手ありきなのですけど、HCの戦略やゲームプランであったりしますし、前半の悪い流れを後半、どのように対策するのかを見るのも楽しいので、このシックスネーションズのようにトップリーグもHC勢揃いのイベントや写真をみてみたいですね。