RWC 2027プール抽選のバンド分け決定。

RWC 2027プール抽選のバンド分け決定。

キルターネーションズも、今週末の「ウェールズVS南アフリカ」戦のみとなりましたが、そんな中、12月3日に行われるラグビーワールドカップオーストラリア大会のプール抽選おけるバンド分けが決定しています。

プール分け

バンドA

  • 南アフリカ
  • ニュージーランド
  • イングランド
  • アイルランド
  • フランス
  • アルゼンチン

バンドB

  • オーストラリア
  • フィジー
  • スコットランド
  • イタリア
  • ウェールズ
  • 日本

バンドC

  • ジョージア
  • ウルグアイ
  • スペイン
  • アメリカ
  • チリ
  • トンガ

バンドD

  • サモア
  • ポルトガル
  • ルーマニア
  • 香港
  • ジンバブエ
  • カナダ

リーグ戦での組み合わせ抽選は、上記のバンド分け6カ国の中から1カ国が振り分けられ、計6つのグループに分けられることになります。

このバンド分けは、11月24日時点での世界ランキングが反映されていて、バンドAの1位南アフリカから、バンドDの25位カナダまでが出場し、現在21位にランキングされているベルギーは出場を逃しています。

個人的な感想として、キルターネーションズを見た感じ、現状、以下のような強さレベルなのではないでしょうか?

  1. 南アフリカ
  2. ニュージーランド、イングランド、アイルランド、フランス、アルゼンチン
  3. オーストラリア、フィジー、スコットランド、イタリア
  4. ウェールズ、日本、ジョージア、ウルグアイ、スペイン、チリ
  5. アメリカ、トンガ、サモア、カナダ
  6. ポルトガル、ルーマニア
  7. 香港、ジンバブエ

現状、日本は、ウェールズとともにバンドBの中の2番手グループのような感じで、オーストラリア、フィジー、スコットランド、イタリアとは差がありそうで、どちらかというとバンドC寄り、ウルグアイやチリが相手だと苦戦しそう。

ちなみに今大会から、24チームに拡大されたこともあり、決勝トーナメントでは「ラウンド・オブ・16」が導入され、6つのプールの上位2チームが決勝トーナメントに進出(計12チーム)し、さらに3位チームの中から成績上位4チームが決勝トーナメントに進むことができます。

こうやって見ると、案外プール戦も楽じゃないかと思いがちですが、これまでのプール戦が、5チームでの戦いだったところ、今回から4チームに変更されているので、各チームプールステージでの試合数が1試合減ることになります。

そうなってくると1試合での取りこぼしや、ボーナス点の有無などが決勝進出に大きく影響してくるわけで、ランキング10位以下のチームはメンバーを落として戦うというようなシーンは訪れなさそう。

できれば、決勝トーナメントまでに力を温存して戦いところなのですけどね。

しかし、こうやってみると、ワールドカップのプール戦で、プチPNCになる可能性もありますね。