想像以上に強烈なゲームの続くスーパーラグビー・アオテアロアも、あと2節を残すのみとなりました。
第8節を終えた時点での順位は・・・。
試合 | 勝 | 負 | Pts | ||
1 | クルセイダーズ | 6 | 5 | 1 | 24 |
2 | ブルーズ | 7 | 5 | 2 | 22 |
3 | ハリケーンズ | 6 | 4 | 2 | 16 |
4 | ハイランダーズ | 6 | 2 | 4 | 10 |
5 | チーフス | 7 | 0 | 7 | 5 |
先週、ボーナスポイントを取って優勝戦線に踏みとどまったブルーズですけど、クルセイダーズとの直接対決が残っているとは言え、試合数が1試合多い中での2ポイント差はかなり厳しい状況ではありますよね。
仮に最終節でクルセイダーズにボーナス点を与えず、さらには3トライ以上のボーナス点を得て勝ったとしても、総ポイントは27Ptsにしかならず、現在2試合を残しているクルセイダーズとの差がたったの3ポイントですし、そもそもクルセイダーズに3トライ以上差をつけるなんて至難の技ですから、勝つとしてもクルセにボーナスポイントを取られて勝利ということになるのではないでしょうかね。
一方のクルセイダーズは、9節ホームでハイランダーズ戦、10節アウェイでブルーズ戦が残っており、流石にホームで2連敗なんてしないでしょうし、優勝するなら地元クライストチャーチで決めたいでしょうから、次節ハイランダーズ戦では総力を挙げてたたみかけてくるでしょうね。
第4節でハイランダーズと対戦しているのですが、そのときは20-40と後半に突き放した試合となっていましたし、今回も同じような展開となるのではないでしょうか。
優勝よりも2位争いのほうが・・・
実際のところ、アオテオアロアでは優勝争いよりも2位争いの方が熾烈で、実際のところブルーズは3位に転落する可能性のほうが高いですよね。
現在3位のハリケーンズは、9節ホームでチーフス戦、10節アウェイでハイランダーズ戦を残しており、1試合少ない中でブルーズとのポイント差が4ポイントですから、逆転の可能性は大いにありますからね。
とはいえ、ハリケーンズは第7節でのクルセイダーズに勝利した代償があまりに大きく、ラウマペは出場出来ないのは確定ですし、ベン・ラムもクルセ戦がハリケーンズでの最後の試合、ウマガ・ジェンセンも故障者入りするかもしれないとなるとバックス陣がかなり手薄となります。
アソ、プロクターでセンター陣を形成するのか、それともジョーディーを12番に上げて、ティアティアをフルバックで起用するのか、スコッドの発表が楽しみではありますね。