スーパーラグビー・アオテアロアはクルセイダーズの優勝で終わったのですが、このリーグでの各個人スタッツが公式サイトにアップされていました。
英語表記となっており、ここで日本語でまとめてみますね。
(上位5名だけにしてあります、残りは公式で!)
THE STAT LEADERS OF INVESTEC SUPER RUGBY AOTEAROA
メーター
- ウィル・ジョーダン・・・・・724m
- ダミアン・マッケンジー・・・489m
- ジョナ・ナレキ・・・・・・・443m
- ショーン・ワイヌイ・・・・・400m
- セブ・リーズ・・・・・・・・384
クルセイダーズは1試合少ない中、ウィル・ジョーダンが2位マッケンジーを大きく引き離して1位。
まぁ、振り返ってもウィル・ジョーダン、走り回っていましたからね。
キャリー
- ダミアン・マッケンジー・・・99回
- ピタ・ガス・ソワクラ・・・・95回
- マリノ・ミカエレ・トゥー・・94回
- ウィル・ジョーダン・・・・・88回
- ジョーディー・バレット・・・83回
哀しいかな、未勝利に終わったチーフスからのワン・ツー・フィニッシュ。
結局、チーフスはトライを取りきれていれば、上位進出していてもおかしくないスタッツだったりするんですよね。
ディフェンダービーテン
- ウィル・ジョーダン・・・・・39回
- リッチー・モウンガ・・・・・35回
- ンガニ・ラウマペ・・・・・・28回
- セブ・リース・・・・・・・・24回
- マーク・テレア・・・・・・・23回
クルセイダーズの10番、15番がアタックだけでなくディフェンスでも貢献するんのですから、そりゃ、強いわ。
クリーンブレイク
- ウィル・ジョーダン・・・・15回
- ンガニ・ラウマペ・・・・・13回
- セブ・リース・・・・・・・12回
ジョナ・ナレキ・・・・・・12回
ショーン・ワイヌイ・・・・12回
ウイングやフルバックが多いのはわかるのですが、まさかラウマペが2位とは。
ただ単なる突貫小僧というわけではなさそうですね。まぁボーデンを抜き去るくらいのスピードがありますからね。
モーストパス
- アーロン・スミス・・・・542回
- ブラッド・ウェバー・・・497回
- TJ・ペレナラ・・・・・・470回
- ミッチェル・ドラモント・322回
- ブリン・ホール・・・・・249回
まぁ、ここはスクラムハーフの独壇場となるのですが、流石はアーロン・スミス。
意外なのは、ブリン・ホールよりドラモントのほうがパスが多いこと。
まぁ後半のクルセイダーズタイムのことを考えると、納得といえば納得。
オフロード
- マリノ・ミカエレ・トゥー・・11回
- ウィル・ジョーダン
ウェト・ダグラス
セブ・リース
リッチー・モウンガ・・・・・9回
1位のミカエレ・トゥーは大したものですが、それ以上に、クルセイダーズ勢のオフロード好きなこと。
味方がついてきているという信頼とむやみやたらに突っ込まないというところなのでしょうかね?
ラインアウトウォン
- ミッチェル・ブラウン・・・・・29回
- パリ・パリ・パーキンソン・・・26回
- サム・ホワイトロック・・・・・25回
- シャノン・フリゼル・・・・・・24回
- ラクラン・ボッシャー・・・・・22回
チーフスとハイランダーズ勢が健闘しているのに、あまり勝てていないなんてチョット不思議ですね。
タックル
- ディロン・ハント・・・・・・100回
- シャノン・フリゼル・・・・・・98回
- デュプレッシー・キリフィ・・・95回
- ジェームズ・ブラックウェル・・79回
- ダルトン・パパリー・・・・・・77回
ハイランダーズの7番、6番が頑張ってますね。
この2人がディフェンスで頑張っているからこそ、8番ミカエレ・トゥーがアタックで貢献できるのでしょうかね?
ポイント
- リッチー・モウンガ・・・・90点
- ダミアン・マッケンジー・・83点
- ミッチ・ハント・・・・・・60点
- ジョーディー・バレット・・52点
- オテレ・ブラック・・・・・40点
リッチー・モウンガはもうオールブラックスの10番の風格が出てきたのではないでしょうかね。
クルセイダーズのFWが強いからフライハーフは楽だなんていう認識は、このアオテアロアで払拭できたのではないでしょうかね?
何せディフェンスでも貢献していましたし、アタックにおいてもチームを引っ張っていましたからね。
トライ
- ウィル・ジョーダン・・・・・6トライ
- ダルトン・パパリー
ピーター・ウマガ・ジェンセン
ジェイコブ・ファン・ビック
セブ・リース
アッシュ・ディクソン
シャノン・フリゼル
ラクラン・ボッシャー・・・4トライ
とにもかくにも、今アオテアロアはウィル・ジョーダン覚醒のリーグでしたね。
昨年は、期待されながらも不用意で軽いプレーを連発しており、シーズン途中から同世代のブランドン・エノーに抜かれてしまいましたけど、今季は生まれ変わって逞しくなりました。
あのレベルをずっと維持できるようになれば、オールブラックスもすぐ目の前でしょうし、オールブラックスのキャップを取ったら、さらに成長しそうですよね。
昨年、ラグビーワールドカップえ追加召集されるまでは、ちょっと頼りなかったフリゼルも大会後、見違えるように強くなりましたし、今、自信を持ってプレーしていますよね。
しかし、こうやって上位5名程をみていると、思った以上にブルーズの選手がいませんよね。
ソトトゥやカレブ・クラークが怪我なく出場できていたら、もう少しブルーズの選手も上位に食い込んでいるような気がするんですけどね。
バレットやリーコの名前が出てこないあたり、ブルーズはそれぞれの負担が分散しているのかな?