ケーンズの10番問題は大きい。

ケーンズの10番問題は大きい。

アオテアロア開幕2戦目、ブルーズVSハリケーンズは30-20でブルーズの勝利。思いの外、力の差が出てしまいましたね。

まさか、ハリケーンズのバックスがあそこまで機能しないなんて・・・。
やっぱりボーデン・バレットの存在は改めて大きいのだなと思った試合となりましたよね。

ともに3トライずつ取っているとはいえ、後半ハリケーンズのアタックでは、トライを取れる気がしませんでしたもんね。

全体を通して、ラウマペ、アソが全く目立ちませんでしたし、両ウイング、ベン・ラム、グーセンまでボールが回りませんでした。

やはりペレナラを10番におかざるを得ないチーム状況はあまりよくありませんね。

先発SHを後半10番にするなんて、シーズンを考えてもいい戦術だと思えませんし、格下相手ならともかく、ニュージーランドのチームに対しては流石に通用しないでしょう。

しかし、この試合、なんといってもハリケーンズHOダン・コールズのトライが1番の見せ場だったのではないでしょうかね?

1分39秒くらいのところからの流れなのですけど、あの距離をHOが走り切りますかね?

しかもボーデンからのタックルを受けても外に押し出されることなく、ウイングばりの空中でのトライなんて、こんなことできるHOってコールズくらいなんじゃないですかね?

その後交代で出てきたアウムアもスピードがあって、コールズ寄りの選手ですし、ハリケーンズのHOは機動力がなければ務まらないようですね。

ブルーズ側をみてみると、1番目立ったのは11番ケイレブ・クラークではないでしょうかね?ランメーター105m、1トライと数字上でも文句ないですし、パッと見、センター体型なんですけど速くて強いですよね。

ナンバー8のソトトゥもかなり強いですし、これ、アキラの出番がいよいよなくなってしまうかも知れませんね。

個人的にはやはりトム・ロビンソンを推したいですね。献身的で運動量が半端ないですし、ぜひオールブラックスに選ばれて欲しいです。

豪華なウォーター

しかし、試合中に、この2人が映ったときには、ちょっと感動しましたよね。

よくよく考えるとブルーズでは、この2人にボーデンも加わった3ショットも有り得るわけで、そう考えると今年のブルーズは面白いことになりそうですね。