ウェールズ、2戦連続14人相手に辛勝。

ウェールズ、2戦連続14人相手に辛勝。

週末のスコットランドVSウェールズの試合は、面白かったですね。

25-24で逆転勝ちしたのですが、2戦連続で相手が14人になるなんて、なんとも不思議な勝ち方ですよね。

これはラッキーなのか、ブレイクダウンで味方をしっかりサポートできているからこそ、相手が反則してしまうのか、受け取り方が難しいですよね。

とはいえ、不本意な勝利ながらも、ウェールズはワールドカップ以降の絶不調から少しずつ脱却しつつありますよね。

相変わらず怪我人が多く、ベストメンバーが組めないうえ、主力が高齢化しつつあり、フランス大会まで持つのか??なんて思っていたのですが、20歳のルイス・リースザミットが大爆発しましたね!!

この試合、2トライしたわけですが、この選手はいいですねぇ〜。
パワー型のウイングでもなければ、スピード型に偏ったウイングでもなく、センスがあって柔らかいプレイヤーで、なかなかいないプレイヤーですよね。

確か身長が191cmくらいあったと思うのですが、あの身長であれだけ動けますし、逆転のトライなんて、まさに個人技。

スコットランドが勝っていれば、恐らくマンオブザマッチであろうスチュワートホッグを置き去りにするとはねぇ・・・。

まぁ、あれだけのスペースがあって、走り込まれてしまったら、誰であろうと止められないでしょうけどね。

とはいえ、ラグビー全体としては、スコットランドのラグビーのほうが面白かったですよね。

両ウイング、ダーシー・グラハム、ドゥーハン・ファン・デル・メルヴァもいいですし、ホッグとのバックスリーはなかなか強力、なんだかんだいってもやっぱりフィン・ラッセルは上手いし。

なんかスコットランドはドンドン強くなっていってますよね。

これまでのシックスネーションズでは、フィジカル的に劣っていて、ブレイクダウン周りでは後手に回っていたような気がしていたのですが、いまのFWは互角以上に渡り合えていますし、北半球にありがちなスローなテンポのラグビーではなく、南半球的なスピーディなラグビーになってきていますよね。

個人的にはシックスネーションズのチームの中では、1番好きなラグビースタイルです。

さてさて、本来はもっと詳細にデータを集めながら綴りたかったのですが、実はまだ、イングランドVSイタリア、フランスVSアイルランドを観ていないんですよね。

ですので、いま下手にネットで情報を集めてしまうと結果がわかってしまうので、今日はこの辺にしておきます。

・・・イングランド戦、地上波でまさかのシックスネーションズのニュースが流れ、いきなりジョーニー・メイが映し出され、慌ててテレビを消したのですが、あの流れだと多分、ジョーニー・メイが活躍して、イングランドが勝ったんだろうなぁ。

まぁ、相手がイタリアだからまだいいものの、これが他の国との試合のものだったら、かなり凹んでいたところです。